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TBSで演出家として活動していた吉良平治(実相寺に相当)が円谷プロに出向し、ウルトラマン製作に携わっていた時期をドラマ化したもの。円谷英二との出会い、円谷プロへの出向、ウルトラマン誕生…と物語は進んでいく。そして、監督を任せられることになるが、独特の演出観のため他スタッフとの衝突を繰り返す。それでも、独自の美学にこだわり成長していく様を描いていく。 メインとなるのはウルトラマン第35話「怪獣墓場」での「怪獣シーボーズが街に出現したときの街を破壊するのではなく空を恋しく思いふらふらする行動」、第34話「空の贈り物」で放送された「ハヤタ隊員がフラッシュビームとスプーンを間違えてしまう」という演出である。ドラマではあるが、木下プロカラーが強い当時のウルトラマン製作時の衝突が窺い知れるシーンである。 また、ウルトラマン製作当時の出演者がゲスト出演している。