昭和11年2月26日。車家にも226事件が勃発。雪の前夜、帝釈天の参道にある団子屋の軒下に置かれていた赤ん坊は、この家の子供になった。そして腹違いの妹・さくらの誕生、小学校時代に始まった戦争と父の出征、初恋・・・そしてその後の寅次郎につながる家出。今回は、この物語から1年後を描きます。 最愛の妹・さくらへの思い、亡くなった母・光子への思慕、さまざまな思い出が旅先の寅次郎(14歳)の胸をよぎります。土曜ドラマでは明かされなかった幼い寅次郎の泣き笑いエピソードや、1年経って成長した?寅次郎のとっておきの物語をご覧いただく「少年寅次郎」年の瀬のボーナス版です。 故郷が恋しくなった寅次郎は、果たして家族のもとに帰るのか…
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